膝の怪我で多いのが靭帯損傷です。
聞いただけでも膝のあたりが痛くなってきますが、スポーツをしている人にとっては頻繁に起きてしまう怪我の一つです。
膝関節には色々な骨が集まって構成されている関節のため、靭帯の種類も多くあります。
その中でも代表的な靭帯は4つあり、膝内側側副靭帯、膝前十字靭帯、膝後十字靭帯、膝外側側副靭帯です。
それぞれ、左右前後に靭帯があって、関節を支えているイメージです。
このうち特に損傷する割合が高いのが、膝内側側副靭帯と膝前十字靭帯です。
接骨院がく伊勢崎茂呂院にお越しの方の多くの膝の靭帯損傷はスポーツや部活中に生じて、部分的にもしくは完全に切れてしまった状態です。
膝の靭帯損傷の原因には接触型と非接触型の2つがあります。
接触型の場合には、膝に強い衝撃を受けて不自然な方向に膝が曲がってしまい靭帯を損傷します。
サッカーやバスケットボールなど接触の多いスポーツで外側からかかる負荷に耐え切れずに膝内側側副靭帯を損傷するケースが多くあります。
非接触型では、ジャンプやフェイントなどの動作の際に膝を大きく捻ってしまい、靭帯を損傷してしまいます。
サッカー、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツで生じる怪我です。
膝内側側副靭帯を損傷している場合には、前十字靭帯と一緒に損傷しているケースが多く、膝の内側に痛みと腫れが生じます。
痛みと腫れは怪我の度合いに比例しています。
もしも前十字靭帯も一緒に損傷している場合には内出血が伴います。
また「ブチッ」というような断裂音も聞かれます。
接触や捻った感じで膝に不安感がある場合には、早めに受診されることが大切です。
足の怪我の中でも大怪我になりやすい膝の怪我ですが、仮に膝の靭帯を損傷した場合、接骨院がく伊勢崎茂呂院では応急処置としてまず、安静・冷却・圧迫・拳上することをすすめています。
「何か変だな…」と思ったらすぐに運動を止めて膝を動かさないようにしましょう。
そして内出血や腫れを最低限に抑えるためには、氷水で冷やすことが鉄則です。
そしてテーピングで患部を圧迫することも効果的です。
圧迫の時間が長いと症状が悪化する可能性があるので、様子を見ながらテーピングを緩めることも大切ですね。
そして靭帯を損傷すると血やリンパ液が溜まって腫れがひどくなるため、寝た姿勢で患部を心臓より高い位置で固定しておくことで、腫れを抑えることができます。
膝の靭帯を損傷した場合、保存療法、手術療法でも約1年程度はリハビリやトレーニングが必要です。
接骨院がく伊勢崎茂呂院では回復に向けた膝のリハビリも個々の状態に合わせてサポートいたします。