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足の有痛性三角骨とは

2017.04.20 | Category: スタッフブログ

足首の後ろに違和感があったり、何かが挟まったような痛みで以前のようにスポーツができないという方が当院を受診されることがあります。

 

こうした症状がある場合、有痛性三角骨障害(後方インピンジメント症候群)の可能性があり、そのままにしておくと慢性化し、日常生活にも支障が出る恐れがあります。

 

最悪の状況として手術が必要になるケースもあります。

 

 

この症状を知るためには、まず三角骨について知る必要があります。

 

三角骨とは足首を構成している骨の一つの距骨の後ろ側にできている過剰骨のことです。

 

余分な骨なので、すべての人にある訳ではありません。一定の割合の人にあり、通常は成長と共に距骨と三角骨がくっついていきます。

 

しかし何らかの原因でうまく骨がくっつかずに大人になってしまう人もいます。

 

 

三角骨があっても全ての人が有痛性三角骨障害に悩む訳ではありません。

 

痛みが出ない人もいます。

 

痛みが出るか出ないかは、三角骨が骨や靭帯、筋肉、骨に負荷をかけているかがポイントとなります。

 

多く見られるのは、三角骨近くにある長母趾屈筋と呼ばれる筋肉に負荷をかけてしまうと筋肉の腱が炎症を起こし足首の辺りに痛みを感じます。

 

この長母趾屈筋は足の親指を前方向へ曲げる時に使う筋肉です。

 

有痛性三角骨障害では、足首を下方向へ曲げる動きをするとアキレス腱周辺に痛みが出て、関節部分が腫れることもあります。

 

ジャンプをする、サッカーボールを蹴るなどの動作の時に痛みを感じるでしょう。

 

 

足首の後ろ側に痛みを訴える場合、接骨院がく伊勢崎茂呂院ではエコー検査で診断します。

 

エコーをとることですぐに三角骨の有無や骨折の有無がわかります。

 

 

治療方法には保存療法と手術療法があります。

 

有痛性三角骨障害は患部で炎症が起きているので安静にすることで痛みを和らげることができます。

 

湿布薬や注射などで痛みを抑えることもできますが、時間の経過またはスポーツを再開すると痛みが出てきてしまいます。

 

 

少し前にプロ野球選手の大谷翔平選手が、この痛みのためにWBC(野球の世界大会)を欠場しました。

 

大谷選手は、ショックマスターという医療機器を使った治療により短期間で復帰しましたが、当院でも同じ器械を使用した治療を受けることができます。

 

 

足首付近の痛みがある場合には早めに接骨院がく伊勢崎茂呂院までお越しください。スポーツ治療に関わる経験豊富なスタッフも揃っています。

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