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足の膝の後十字靭帯損傷

2017.04.19 | Category: スタッフブログ

足には沢山の靭帯がありますが、後十字靭帯は大腿骨と脛骨をつなぎ合わせている靭帯です。

 

前十字靭帯と同じように、膝関節を安定させる働きをもっています。

 

前十字靭帯と比べると後十字靭帯は約2倍の強度を持っています。

 

そのため少しの衝撃では損傷することはまずないでしょう。

 

 

後十字靭帯を損傷するのは、主に交通事故とスポーツ外傷です。

 

交通事故では、膝を曲げた状態でダッシュボードに強打すると脛骨が後へ移動し後十字靭帯を損傷してしまいます。

 

スポーツで多いのはラグビー選手などがタックルを受けて脛骨が後方移動してしまうケースです。

 

このように後十字靭帯は脛骨が可動領域を超えて動く時に損傷してしまいます。

 

 

後十字靭帯を損傷すると、まず痛みに加えて膝関節の腫れ、発赤、関節可動制限などの症状が見られます。

 

ただし慢性期になると靭帯が損傷していても日常生活には大きな支障はそれほどないでしょう。

 

そのためスポーツ選手など、なるべく早く治療したい人を除くと保存療法を選択する人が多くいます。

 

保存療法は脛骨が後方へずれないようにギプスやテーピングをします。

 

並行して膝関節が硬くならないように、可動域を広げることや太ももの筋肉が極端に落ちる事をふせぐために筋力トレーニングをリハビリとして行います。

 

 

リハビリの際には、まず正しい方法でのスクワット運動や荷重訓練などを行います。

 

まずはしっかりと筋力を回復させること、関節の可動域が限られないように訓練することに集中しましょう。

 

そして3カ月程度経過したなら、水泳やジョギングなども出来るようになります。

 

少しずつ負荷をかけていき運動量も増やしますが、この段階でも無理は禁物です。

 

 

足の怪我の中でも膝関節の周りにある靭帯損傷は回復までに時間がかかります。

 

焦る気持ちもありますが、再発防止のためにもしっかりとリハビリをして治すことが大切です。

 

接骨院がく伊勢崎茂呂院では膝の怪我、靭帯損傷を完治させるために必要なリハビリ、筋力トレーニングをスポーツ治療専門スタッフが担当します。

 

知識、経験豊富なスタッフが怪我の完治まで二人三脚でサポートします。

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