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足の大腿外側皮神経痛

2017.04.17 | Category: スタッフブログ

足の痛みの中でもしびれが加わっている症状があります。

 

この場合、筋肉や腱が損傷や炎症を起こしているよりも足を通っている神経系が損傷していたり、圧迫されている可能性が高くなります。

 

足のしびれで有名なのは坐骨神経痛ですね。

 

今回は足のしびれでも、特に太ももの前面から外側にかけてしびれを感じる大腿外側皮神経痛について説明いたします。

 

 

大腿外側皮神経痛は知覚異常性大腿痛とも呼ばれている、足がしびれや痛みを感じる神経痛の一つです。

 

大腿外側皮神経は腰椎から出て前方へと進み、腰の付近から曲がって、鼠径部のあたりで皮膚の下に出てきます。

 

太ももの前側と外側に分かれて伸びていきます。

 

圧迫が起きやすいのはしびれが起きる太ももの部分ではなく、神経が出ている腰椎の部分もしくは骨盤のあたりの筋肉や靭帯に圧迫される時です。

 

 

圧迫される主な原因には、体にピッタリとした窮屈な下着やズボンの着用や、ベルト、シートベルトの締めすぎでも症状が現れます。

 

また肥満傾向にある方や妊娠中の女性にも大腿外側皮神経痛を訴える方がいます。

 

骨盤周辺の筋肉が緊張することで神経が圧迫されているためにしびれや痛みが生じています。

 

妊婦の方であれば、お腹にいる胎児が正常な位置に収まっていないと大腿外側皮神経痛になります。

 

 

特徴的な症状には、太ももの前から外側にかけてヒリヒリとした痛みを感じ、痛み、知覚の鈍さを経験します。

 

ただし圧迫されている大腿外側皮神経は運動神経ではないため、足の動きや歩行に影響が生じることはありません。

 

姿勢や動作によって外側大腿皮神経を圧迫してしまうので、ある姿勢ではしびれがあるが別の姿勢では緩和されるという特徴もあります。

 

痛みやしびれと特に関係しているのが股関節です。

 

股関節が伸展、屈曲すると大腿外側皮神経が牽引もしくは圧迫されてしまいます。

 

低い位置の椅子に座ることや正座の姿勢は極力避ける事をおすすめします。

 

 

大腿外側皮神経痛の治療法としては、まず窮屈な服や下着の着用を避けましょう。

 

骨盤の矯正も効果があります。

 

肥満が神経痛の原因となっていると考えられる場合には、頑張ってダイエットをしましょう。

 

局所麻酔薬やステロイドホルモン剤などを投与して痛みを抑えることもできますが、効果は短く1日から数日で元の状態に戻ってしまうでしょう。

 

 

足の痛み、しびれでお困りの方は接骨院がく伊勢崎茂呂院で一度受診されることをおすすめします。

 

経験豊かな熟練したスタッフが痛みとしびれの原因を解消します。

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