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ランナー膝(腸脛靱帯炎)について

2017.05.07 | Category: スタッフブログ

数年前からランニングやマラソンブームが始まり、それに伴って当院にもランナー膝を患って来院される方が増えています。

 

ランナー膝はランナーズニーとも呼ばれ、正式には腸脛靭帯炎と言います。

 

その名のとおり、マラソンランナーの多くが悩む症状です。

 

他にもバスケットや水泳などのスポーツをしている方々にも起きます。

 

 

ランナー膝は主に膝の外側に痛みを感じます。

 

しかし最初は走っている時に、太ももやお尻の外側に違和感を覚えることから始まります。

 

その痛みが徐々に下に降りてきて、最終的に膝が痛み始めます。少し休むと痛みがなくなりますが、また走り出すと同じように痛み始めます。

 

こうした症状が続くと次第に痛みが強くなり、休んでいてもなかなか収まらなくなってきます。

 

こうした症状がランナー膝の代表的なものです。

 

接骨院や整骨院に行くと、大抵は安静にしているように言われますが、少し良くなったと思い走ると症状は悪化し膝を曲げることができなくなり、延ばしたまま歩く状態になる危険性もあります。

 

 

この症状の原因は腸脛靭帯と呼ばれる脚の付け根部分から足のスネにかけて伸びている靭帯です。

 

この靭帯は足を伸ばしている時にはももの前方にきますが、曲げると後方に移動する特徴があります。

 

つまりランニングしている時には、ももの前後に何度も繰り返し移動している状態です。この時に大腿骨外顆という、膝の外側に位置する骨のでっぱり部分と靭帯が摩擦することで炎症を引き起こします。

 

腸脛靭帯は脚の付け根、そしてお尻の筋肉とも繋がっているため、炎症が起きるとお尻の外側に違和感を覚えるようになります。

 

 

ランナー膝になってしまう原因には、オーバートレーニングやウォーミングアップ不足、また自分の足に合っていないランニングシューズを選択しているといったものがあります。

 

多くの接骨院や病院と同様に、接骨院がく伊勢崎茂呂院でもランナー膝になった場合には、まずしっかりと休むことをすすめています。

 

 

ただしランナー膝は足のバランスの崩れ、股関節の変形が原因となっているケースもあります。

 

この場合は安静にして痛みがなくなっても、練習を再開するとすぐに再発してしまいます。

 

そこで接骨院がく伊勢崎茂呂院はこうした根本的な原因を見つけ、ストレッチやスポーツ治療を取り入れることでランナー膝の再発防止にも取り組んでいます。

 

経験豊かなスタッフが症状をよく聞き、その人にあったリハビリや治療を提案させて頂きます。

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